NARDさんって、濃度が高いですよね。(原液とか・・・)
これ、本当によく言われます。
NARDさんってのは、私が所属するアロマ協会NARD JAPANの事。
まあ、そちらがメインの活動をしている団体ですが、私はAEAJという王道の協会にも所属しておりますのよ、実は・・・
アロマを学んで実際に精油を使って行く時には、「濃度」というものを常に考えなければなりません。濃度って言うと、何やらめんどくさい計算があるのか?って感じがしますが
とても簡単に導き出せる方法があります。
5mlの基材に精油1滴で1%
これは、覚えておくと何かと便利です。
で、精油を使っていく時には使い方によってこの「濃度」ってのがキモになります。
AEAJで昔学んだ時は、1%にしておけば「問題ない」という感じで習いました。
今は分かりません。
NARDではどうか。。。目的に合わせて濃度も考えるって感じです。
濃度は高すぎてもダメ。低すぎても意味がない場合がある。
そんな感じ。
ここで誤解を解くために言うとするなら
濃度は、高けりゃいいってもんじゃない
ですよ。
私は、高齢者施設でハンドやフットのトリートメントを行いますがその時の濃度は0~0.5%です。
自分の首が回らないくらい痛くなった時は、5%〜くらいに濃度を上げてすり込んだりします。
使う人・目的・場所・精油の種類によって濃度を変える
これが一番大事かなって思います。
実際に先生が言っていたとか、本に書いてあったというのは「目安」だと思った方がいいですよ。だってね、本当にみんな違う状態なんだから。薬を飲んでたり、皮膚が弱かったり、肥満だったり、女性だったり・・・
そこで、私が一番大事だなって思うのは・・・
自分で考える
って事。一番、冷たそうですが、推理を解くための材料は渡します。考え方はお伝えします。協会の考え方も理解できるし、私の経験からもそれが一番大事だと思うんです。
でもね、結局は、首が回らない時に3%なのか5%なのか、これはどっちが正解なのかは、使った人にしか分からないんです。
言われたままにすればいいのは、アロマ的にはちょっと危ないかなって時もありますしね。
逆を言えば、1%なら大概大丈夫だったりもします。(全てではないですよ)
ちなみに、日常生活で5%を超える事、ほとんどないです。
そして、5%以上で使う時は、然るべきルールを守ります。
*然るべきルールは、また別の機会に。
アロマを学んで最初のうちは、「基準」となる濃度があった方が分かりやすいと思います。
その時の目安はやっぱり1%でいいと思います。
火傷のヒリヒリに1%じゃ全然ヒリヒリ治らない〜って事も体感して分かっていけばいいだけの事だから。
くれぐれも、高けりゃいいってもんではない。
原液塗布がいいなんて一言もいってなーい。
以上でございます。